2011年10月1日(土)・2日(日)に神戸で開催される第21回日本医療薬学会年会において、
下記のとおり、当社の研究発表が受理されましたのでご案内いたします。
日時 : 2011年10月1日(土) 9:30~10:18
場所 : 神戸国際展示場・神戸国際会議場・神戸商工会議所会館・クオリティホテル神戸
一般演題発表形式 : 口演発表
カテゴリー1 : 08 有害事象・副作用
カテゴリー2 : 04 医薬品情報・データベース
筆頭演者 : 湯浅伸輔(ゆあさしんすけ)
所属機関名 : クルーズ薬局 西風新都店
共同演者 : 村山良太(むらやまりょうた) くるみ薬局 黒瀬店
共同演者 : 山本高大(やまもとたかひろ) 康仁薬局 呉本町店
共同演者 : 松原大祐(まつばらだいすけ) 康仁薬局 矢野店
共同演者 : 田中由美(たなかゆみ) クルーズ薬局
共同演者 : 桐林芳江(きりばやしよしえ) (株)ケイ・ディ・フドー
演題名:お薬手帳を利用した、副作用の自主報告促進への取り組み
要旨本文 :
【目的】
2010年度の調剤報酬改訂により、特定薬剤(以下、ハイリスク薬)管理指導加算が追加され、薬局ではこれまで以上に薬剤による健康被害の防止及び早期発見に努めるようになった。しかし、調剤薬局において副作用の確認は患者来局時に行うため、次回来局時までに副作用などの問題が生じた場合の確認は容易ではなく、患者自身による報告や相談があって初めて可能となる。そのためには、患者に副作用の初期症状について理解してもらうことが重要であると考え、患者が迅速に医療機関に副作用の初期症状を報告できる体制作りを目指した。まず、我々は副作用情報のうち、重篤な副作用の初期症状についてまとめ、それらを患者に分かり易い言葉に置き換えた。次に、それらを記載したシールを薬品ごとに作成し、お薬手帳(以下、手帳)に貼付した。なお、発生時には医療機関へ報告する旨を記載した。この方法により、患者から副作用の初期症状の報告が得られるかどうかを検証した。
【方法】
実施期間:23年3月16日~5月15日
対象:糖尿病薬服用者
介入:
1群(手帳持参):手帳にシールを貼付し、初期症状があれば速やかに連絡するよう指導。
2群(手帳持参なし):通常の服薬指導。
集計:自主報告の時点
A:電話や非定期来局
B:次回来局時
【結果】
1群:270人 A=5名(1.85%)、B=4名(1.48%)
2群: 442人 A=0名、B=0名
【考察】
手帳に副作用の初期症状についてのシールを貼付することで、患者から体調変化に関する報告を得ることができた。なかには重篤副作用を早期に発見できた事例もあった。また、来局時に報告を行う患者もみられ、今回の活動が副作用の早期発見に有効であることが示唆された。今後も様々な医薬品を対象として活動を行っていくことで、患者は薬物治療へ積極的に参加するようになり、それが薬物の適正使用や安全確保に繋がっていくと考える。
キーワード1 : 副作用
キーワード2 : 初期症状
キーワード3 : 体調変化
キーワード4 : お薬手帳
日本医療薬学会(http://www.jsphcs.jp/)
第21回日本医療薬学会年会(http://21jsphcs.jtbcom.co.jp/)
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